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2013年10月26日
硝子体内注射をはじめます。
抗VEGF薬硝子体内注射のみでしか抑えられない病気があり、
治療が可能になったことは喜ばしいことですがまだ費用的に大きな負担となっています。
御希望の方は検査後にこの治療が必要かどうかも含め、詳しくお話します。まずは当院までご相談ください。
抗VEGF薬硝子体内注射について
適応疾患
加齢黄斑変性(中心窩下脈絡膜新生血管を伴う)
網膜静脈閉塞症(に伴う黄斑浮腫)
病的近視(脈絡膜新生血管を伴う)
レーザー治療などの治療不能例に行われる治療法
抗VEGF薬とは
異常な血管(新生血管)の増殖を抑える作用
血管からの水漏れ・出血を抑える作用
投与方法
眼の内(硝子体)に直接注射 数分で終わります
副作用
★最も問題となるのは感染症 0.1~0.07% 失明の危険もあります
費用
★3割負担でも一回の注射で5万円以上かかります。
(薬剤だけで15~18万円。 注射の技術料は5800円です)
回数
★加齢黄斑変性では初めの3ヶ月は毎月行います その後も悪化時に追加します
★費用のことも考えるとどこまで治療を継続するかは患者さん個人個人とお話ししたいと思います
当院での使用薬剤
ルセンティス(ラニビズマブ)
アイリーア(アフリベルセプト)